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初めての車購入チェックリスト決定版。駐車場探しから試乗、契約、納車まで
初めて車を買う人向けに、駐車場探しから試乗、契約、納車までの流れを時系列のチェックリストでまとめました。車庫証明や自動車保険の手続きを、納車希望日から逆算したスケジュール表の事例つきで解説します。
結論:探す、試乗、契約、納車までを4段階で押さえる
初めて車を買うとき、何を、いつまでに確認すればいいかは迷いやすい問いです。結論から言うと、押さえるべき段階は4つあります。駐車場の目処をつけながら気になる車種を探す段階、試乗で乗り心地と取り回しを確かめる段階、見積もりを詰めて成約する段階、そして納車までに車庫証明や自動車保険をそろえる段階です。
各段階で確認すべきことを、以下にチェックリストとしてまとめました。納車希望日から逆算した準備スケジュールの目安も、一つの事例として示します。全体の流れをじっくり読みたい場合は初めての車購入 完全ガイドにまとまっています。
第一段階:駐車場の目処をつけながら車を探す
車探しは、車種を決めてから駐車場を探すのではなく、並行して進めるのが安全です。理由は、車庫証明で認められる保管場所には自宅からおおむね直線2km以内という条件があり、都市部では月極駐車場の空きがすぐに埋まることも珍しくないためです。詳しい条件は車庫証明の取り方で確認できます。
- 自宅からおおむね直線2km以内で契約できそうな駐車場を2〜3件リストアップした
- 駐車場の区画の寸法と、道路からの出入りのしやすさを確認した(車種が決まる前は、候補の中で大きめのサイズを基準にする)
- 乗車人数、通勤距離、荷物の量など、使い方から車種の候補を3台前後に絞った
- 新車から選ぶか、中古車から選ぶかの方針を決めた
車種を絞る具体的な手順は初心者の車の選び方に詳しくまとめています。中古車を検討する場合は、この段階から年式や走行距離ごとの相場観、保証の有無を見ておくと、後の商談で迷いません。中古車のオプションと保証の考え方は中古車のオプションと保証の選び方、新車のオプションを検討する場合は新車のオプションの選び方を参照してください。
予算については、車両本体価格だけでなく、月々の維持費とローンの返済額を合わせて考える必要があります。たとえば手取り22万円の人であれば、返済と維持費を合わせて手取りの15%前後、月3.3万円ほどが無理のない上限の目安です。維持費の内訳は車の維持費は年間いくら、返済額の逆算は車のローンと頭金の目安で試算できます。
第二段階:試乗で確認すること
車種の候補が決まったら、購入前に試乗を済ませます。カタログのスペックだけでは、実際に自分が乗ったときの感覚まではわかりません。
- 座った位置からの目線の高さと、ペダルやハンドルの配置に違和感がないか
- 段差や高速道路など、複数の路面での乗り心地
- 後席の乗り降りのしやすさと、荷室の使い勝手
- 駐車場を想定した取り回し(可能であれば、候補の駐車場に近いサイズの区画で切り返しを試す)
- 中古車の場合は、年式、走行距離、修復歴の説明を担当者から受けた
試乗は、カーシェアや販売店の試乗車で1回乗って終わりにせず、候補が複数あるなら同じ条件(同じような道、同じ時間帯)で比べるほうが判断しやすくなります。中古車で状態を見極める勘所は失敗しない中古車の選び方にまとめてあります。
座席の位置や視界は、カタログの数値だけでなく実際に座って確かめる。
第三段階:成約時に確認すること
試乗で候補が絞れたら、見積もりを取って契約に進みます。ここで確認を怠ると、契約後に想定外の費用や、不要なオプションに気づくことになります。
- 見積書の諸費用内訳(税金、自賠責保険、登録や納車の手数料など)を確認した
- 不要なコーティングやメンテナンスパックなど、頼んでいないオプションが含まれていないか確認した
- 下取りがある場合は、査定額の根拠を説明してもらった
- 納車希望日を伝え、無理のないスケジュールかどうか確認した
- 契約後すぐに駐車場の契約を確定させ、車庫証明の準備に入る段取りを決めた
新車の場合、選んだグレードやオプションによって装備や納期が変わります。中古車の場合は、保証の範囲と期間が販売店ごとに異なります。オプションと保証の内容を数字で比べる考え方は、新車なら新車のオプションの選び方、中古車なら中古車のオプションと保証の選び方を参照してください。
第四段階:納車までにそろえておくこと
成約してから納車までの間に、車庫証明の取得と自動車保険の手配を済ませます。新車は在庫がなければ契約から納車まで1カ月前後、人気車種や受注生産では2カ月以上かかることもあります。中古車は整備の内容にもよりますが、最短で2週間ほどが目安です。
車庫証明は、保管場所を管轄する警察署に申請し、交付まで3〜7営業日ほどかかります。賃貸駐車場を借りる場合は、貸主や管理会社に保管場所使用承諾証明書への記入を依頼する必要があり、ここに1〜2週間ほど見ておくと安心です。申請書類や費用の詳細は車庫証明の取り方にまとめてあります。
自動車保険は、納車後ではなく納車前に申し込みを済ませておくのが安心です。納車後に加入手続きを始めると、補償が始まるまでの間に無保険の状態が生じるためです。車検証は納車の数日前に販売店へ届くのが一般的なので、そのコピーをもらえば型式や初度登録年月など、申し込みに必要な情報がそろいます。契約自体は遅くとも納車前日までに済ませ、補償が始まる日(始期日)を納車日に合わせておけば、無駄な保険料を払うこともありません。保険の選び方や等級のしくみは自動車保険の決め方で詳しく解説しています。
普通車の登録には実印と印鑑証明書も必要です。印鑑証明書は発行から3カ月以内のものと定められているため、納車の1〜1.5カ月前を目安に取得しておくと安心です。実印を登録していない場合は、市区町村での印鑑登録から始める必要があるため、早めに動いておきます。
納車当日は、車検証や自賠責保険証明書がそろっているかをその場でチェックする。
以上の準備を、納車希望日から逆算して並べると、次のような目安になります(新車で在庫がある場合の一例)。
| 納車までの目安 | やること | 確認ポイント |
|---|---|---|
| 3〜4週間前 | 車種と駐車場の候補を確定し、見積もりを取る | 諸費用の内訳、駐車場の契約条件 |
| 2〜3週間前 | 契約。印鑑証明書の取得を始める(普通車) | 発行から3カ月以内であること |
| 2週間前後 | 駐車場を契約し、使用承諾証明書を貸主に依頼する | 記入から返送まで1〜2週間見ておく |
| 1〜2週間前 | 車庫証明を警察署へ申請する | 交付まで3〜7営業日 |
| 1週間前後 | 自動車保険に申し込む | 始期日を納車日に設定する |
| 前日〜当日 | 必要書類と車両の状態を最終確認する | 車検証、自賠責保険証明書、取扱説明書がそろっているか |
この日数はあくまで目安で、駐車場の契約状況や販売店の混み具合によって前後します。中古車で納車までの期間が短い場合は、駐車場の確保と車庫証明を優先し、保険の申し込みだけを納車直前に回すことになります。全体の流れをもう一段詳しく確認したい場合は初めての車購入 完全ガイドを参照してください。
参考資料
- 警視庁「保管場所証明申請手続(窓口での申請)」(2026年7月確認)
- 国土交通省「新規登録(新車・中古車でナンバーのついていない車を登録する場合)」(2026年7月確認)
- SOMPOダイレクト「自動車保険に加入するタイミングは納車前がおすすめ」(2026年7月確認)
- インズウェブ「自動車保険の加入手続きは納車前?納車後?おすすめのタイミングは?」(2026年7月確認)
よくある質問
駐車場が決まる前に車種を決めてしまってもいいですか。
決めても構いませんが、車体のサイズが駐車場の区画に収まるかどうかは、契約前に必ず確認しておく必要があります。
自動車保険はいつ申し込めばいいですか。
納車の1週間ほど前を目安に申し込み、補償が始まる日を納車日に合わせておくと、無保険の期間も無駄な保険料も避けられます。
車庫証明は自分で取れますか。
平日に警察署へ行ける人なら自分で取れます。行けない場合は行政書士へ代行を依頼する方法もあります。