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洗車のやり方の基本 頻度の目安と傷をつけない手洗いの手順、道具と費用

洗車のやり方の基本は、初心者でもすぐに実践できる内容です。頻度の目安は2週間から1か月に1回。自分でそろえる道具と費用、傷をつけない手洗いの手順、洗車機や専門店との費用比較、よくある失敗と注意点をまとめました。

晴れた日に自宅の駐車スペースで手洗い洗車をする様子

はじめての洗車でいちばん避けたいのは、洗い方が原因でつく細かい傷です。傷をつけないコツは、いきなりこすらず、上から下へ水で流しながら洗うことに尽きます。押さえるべきは、洗う頻度の目安、そろえる道具と費用、傷をつけない手順、自分で洗う場合と店に頼む場合の費用比較、そしてよくある失敗です。

洗車の頻度は2週間から1か月に1回が目安

「洗車 頻度」で調べる人が多いので、まず結論からお伝えします。目安は2週間から1か月に1回です。屋根のある駐車場か屋外か、走る距離や地域によって前後します。鳥のフンや花粉、虫の跡、冬の融雪剤が付いたときは、その日のうちに落とすのが理想です。放置すると塗装のシミや劣化のもとになるためです。反対に、神経質に毎日洗う必要はありません。洗う回数が多いほど、洗い方が雑だと傷のリスクも増えます。屋根のある駐車場に停める人は汚れがつきにくいので1か月に1回でも足りますが、屋外の青空駐車や、幹線道路沿いで砂ぼこりを浴びる駐車環境の人は、2週間に1回を目安にすると塗装を保ちやすくなります。

自分で洗う道具と費用の目安

最初にそろえるのは次の5点です。カーシャンプー、洗車用スポンジかムートン、バケツ2つ、拭き上げ用のマイクロファイバークロス、水を流すホースです。

週末に自宅で洗車を始めた会社員の中村さんの例で、費用を見てみます。中村さんはホームセンターで道具一式をそろえ、初期費用は約5,000円でした。以降は1回あたりシャンプーなどの消耗分で100円から300円ほどです。2週間に1回のペースで年24回洗うと、初年度は道具代を含めて約1万円、翌年からは消耗分だけで年5,000円ほどに収まりました。高価な道具より、こまめに買い替えられる清潔なクロスのほうが傷の防止には効きます。

バケツ2つとカーシャンプー、クロス、スポンジなど洗車道具一式 そろえるのは5点だけ。高価な道具より、清潔なクロスをこまめに替えるほうが傷防止に効く。

傷をつけない手洗いの手順

順番を守るだけで、傷のリスクは大きく下がります。

  1. 日陰で、ボディが冷えた状態で始めます。直射日光や熱いボディで洗うと、乾くのが早く水シミになります
  2. まず水をたっぷりかけ、表面の砂ぼこりを流します。ここでこすると砂で傷がつきます
  3. カーシャンプーをよく泡立て、上から下へ、直線を意識して軽くなでます。円を描くように強くこすらないでください
  4. バケツを2つ使います。1つはすすぎ用、1つは泡用です。スポンジの砂をすすいでから泡につけ、砂を塗装に持ち込まないようにします
  5. 砂の多い足回りや下部は最後に洗います。同じスポンジで上下を行き来しないのがコツです
  6. 全体を素早くすすぎ、乾く前にクロスで拭き上げます。自然乾燥はウォータースポットの原因になります

泡をたっぷり使って車を手洗いする男性 よく泡立てて上から下へ、直線を意識して軽くなでる。円を描くようにこすらない。

自分で洗う場合と店に頼む場合の費用比較

方法ごとに費用と手間、傷のリスクは変わります。目安は次のとおりで、地域や車の大きさで上下します。

方法 1回の費用の目安 手間 傷のリスク 向く人
自分で手洗い 100円から300円(道具の初期費用は別) かかる 手順を守れば低い 費用を抑えたい人
洗車機 300円から1,000円 少ない ブラシで細かい傷が入りやすい 手軽さを優先する人
手洗い洗車の店 2,000円から5,000円 ほぼなし プロなので低め 時間がない人
コーティングの店 数万円から ほぼなし 低い 保護を重視する人

自分で洗えば1回あたりは安く済みますが、道具代と時間がかかります。洗車機は手軽な反面、ブラシで細かい傷が入りやすい点に注意します。コーティングの店は初期費用が高いものの、持続期間は種類によって1年から6年程度で、汚れが落ちやすくなる利点があります。年間の維持費の中での位置づけは車の維持費は年間いくらかも参考にしてください。

拭き上げと洗車後のひと手間

洗車の仕上がりを分けるのは、最後の拭き上げです。すすいだあと水滴を残したまま乾かすと、水道水のミネラル分が白く残り、ウォータースポットになります。乾く前に、固く絞ったマイクロファイバークロスで上から下へ水気を取っていきます。クロスは数枚を使い分け、ボディ用と足回り用を分けると、砂をボンネットやガラスに持ち込まずに済みます。

マイクロファイバークロスでボンネットの水気を拭き上げる手元 乾く前の拭き上げがウォータースポットを防ぐ。クロスはボディ用と足回り用を分ける。

前述の中村さんは、はじめのころ1枚のクロスで全体を拭いて細かい傷に悩みましたが、ボディ用とタイヤまわり用を分けてからは傷が目立たなくなりました。ドアの内側や給油口のふたの裏など、水が残りやすい隙間も忘れずに拭くと、あとから水だれの跡が出ません。仕上げに撥水剤を使う場合は、洗車と拭き上げが終わって乾いた状態で、少量をムラなく塗り広げます。

よくある洗車の失敗と注意点

  • 直射日光の下や熱いボディで洗ってしまう。乾きが早く水シミになります。日陰で、ボディが冷えてから始めます
  • 1枚のスポンジで全体を一気に洗う。砂を引きずって線傷がつきます。バケツ2つを使い、パネルごとに面を替えます
  • 家庭用の食器洗剤で洗う。油分やコーティングまで落としてしまいます。カーシャンプーを使います
  • すすいだあとに拭かず乾かす。水滴の跡が残ります。乾く前に拭き上げます
  • 洗車機でドアミラーやアンテナをそのままにする。破損の原因になります。事前にたたむか外します

洗車のついでに、灯火類やタイヤの空気圧など初心者のための日常点検もあわせて見ておくと安心です。不調が気になるときはよくある車の故障と修理費の相場も参考にしてください。中古車を買ったばかりで状態が気になる方は中古車選びのポイントもご覧ください。

参考資料

よくある質問

洗車の頻度はどのくらいがいいですか。

2週間から1か月に1回が目安です。鳥のフンや花粉、虫の跡、冬の融雪剤が付いたときは、塗装を傷めないようその日のうちに落とすのが理想です。毎日洗う必要はありません。

洗車機と手洗いはどちらがいいですか。

手軽さなら洗車機、傷を避けたいなら手順を守った手洗いが向きます。洗車機は300円から1,000円で早く済みますが、ブラシで細かい傷が入りやすい面があります。手洗いは1回100円から300円で、砂を持ち込まなければ傷のリスクを抑えられます。

洗車に食器用洗剤を使ってもいいですか。

おすすめしません。家庭用の食器洗剤は油分やコーティングまで落としてしまいます。塗装を守るためにカーシャンプーを使ってください。

洗車の道具はいくらでそろいますか。

カーシャンプー、スポンジ、バケツ2つ、マイクロファイバークロス、ホースの一式で3,000円から6,000円ほどです。以降は1回あたり100円から300円の消耗分で済みます。

この記事を書いた人

BEOWNER編集部編集部

クルマを初めて持つ人に向けて、購入、維持、売却の記事を編集部で企画・執筆・確認しています。