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日産キックス新型と旧型を比較 サイズ・燃費・価格と中古の選び方
フルモデルチェンジした日産キックスを旧型P15と比較します。サイズや燃費、安全装備、価格、中古相場の違いから、初めての一台に合う選び方を解説します。
最新の安全装備と室内の横方向の余裕、滑らかな走りを重視するなら新型キックスが向いています。購入費を抑え、扱いやすいサイズのコンパクトSUVを選びたいなら旧型中古が有力です。新型がすべての人にとって正解ではなく、予算と駐車環境を基準に選び分けることが大切です。
今キックスを選ぶなら新型と旧型で役割が分かれる
2026年6月18日に発売された新型キックスは、車体をひと回り大きくし、第3世代e-POWERや新しい安全装備を採用しました。価格は299万9,700円からで、快適性や安心感を優先したい人に向いています。
一方、旧型P15は全幅1,760mmに収まり、中古車なら新型より購入費を抑えられます。狭い駐車場を使う人や、最初の一台に大きな予算をかけたくない人には、今も選ぶ理由があります。
判断に迷ったら、予算・駐車場の幅・4WDの必要性・欲しい安全装備を書き出してみましょう。新型車を選ぶときの判断軸も合わせて確認すると、自分に必要な進化を整理しやすくなります。
新型キックスは走りと安全装備と車内の使いやすさが進化した
新型は2WDと4WDを合わせて全8グレードを設定し、2026年8月時点の価格は299万9,700円から424万8,200円です。
大きな変更は、第3世代e-POWERの採用です。モーター・発電機・インバーターなどをまとめた5-in-1電動ユニットを国内で初採用し、4WDにはキックス初のe-4ORCEとSNOWモードを用意しました。雨や雪の多い地域で4WDを必要とする人は、新型を選ぶ意味が明確です。
安全面ではプロパイロットを全車標準装備し、後側方車両検知警報や後退時車両検知警報を新たに採用しました。アラウンドビューモニターにはフロントワイドビューや3Dビューなどが加わり、駐車に慣れていない人を支える機能も充実しています。
グレード別設定の12.3インチデュアルディスプレイやGoogle搭載のNissanConnectも特徴です。後席にもゼログラビティーシートを採用しており、友人や家族を乗せる機会が多い人にも適しています。
水平基調のワイドグリルを採用した新型キックス(画像:日産自動車)
数値で見る新型キックスと旧型の違い
数値は2026年8月時点です。旧型の室内寸法と最終価格は二次情報による参考値で、燃費は発売当初の値を用いています。
| 項目 | 新型キックス | 旧型P15 | 暮らしで起きること |
|---|---|---|---|
| 全長 | 4,365mm | 4,295mm | 70mm長くなり、縦列駐車や車庫の奥行きは要確認 |
| 全幅 | 1,800mm | 1,760mm | 40mm広がり、狭い駐車場では実車確認が必要 |
| 全高 | 1,615mm〈2WD〉/1,610mm〈4WD〉 | 1,610mm | 高さの差は小さいものの機械式駐車場は規格確認が必要 |
| ホイールベース | 2,655mm | 2,620mm | 35mm延び、乗員空間の余裕につながる |
| 室内寸法 | 長1,930×幅1,450×高1,230mm〈G系は高1,195mm〉 | 長1,920×幅1,420×高1,250mm〈二次情報〉 | 長さと幅は拡大したが、室内高は新型のほうが20〜55mm低い |
| 車両重量 | 1,430〜1,590kg | 1,310〜1,350kg | 約100〜240kg重く、グレードで負担が変わる |
| パワートレイン | 1.433L発電用エンジン+第3世代e-POWER | 1.198L発電用エンジン+e-POWER | 新型は電動ユニットを刷新し、4WDにe-4ORCEを設定 |
| WLTC燃費 | 20.1〜25.7km/L | 21.6km/L〈発売当初の目安〉 | 最良値同士では新型が4.1km/L上回る |
| 価格帯 | 299万9,700〜424万8,200円 | 発売当初275万9,900円〜、最終盤367万円まで〈二次情報〉 | 初期費用重視なら旧型中古も比較対象になる |
全長は70mm、ホイールベースは35mm拡大(図版:BEOWNER編集部)
新型は全長だけでなく、室内幅も30mm広がりました。隣同士に座ったときの余裕が期待できる一方、室内高は旧型の二次情報と比べて低くなっています。頭上の広さや乗り降りの感覚は、数字だけで決めず販売店で確かめたいところです。
維持費と扱いやすさと安全装備とリセールで違いが見える
維持費では新型の最良燃費が有利です 年1万km、レギュラーガソリン180円/Lとして単純計算すると、25.7km/Lの新型は年間約7万円、21.6km/Lの旧型は約8万3,000円で、差は約1万3,000円です。ただし新型はグレードにより20.1km/Lまで変わり、旧型も発売当初の参考値なので、購入候補の仕様ごとに比べてください。税金や保険を含む費用は車の年間維持費の考え方も参考になります。
扱いやすさでは旧型に分があります 新型は全幅1,800mmとなり、旧型より40mm広がりました。大きな差に見えなくても、壁際の駐車場ではドアを開ける余裕に影響します。自宅とよく使う商業施設の駐車環境が狭いなら旧型、後席の横方向の余裕を優先するなら新型が選びやすいでしょう。
安全装備では新型が充実しています プロパイロットの全車標準化に加え、後側方や後退時の確認を支える装備が増えました。運転経験が少なく、高速道路や大型駐車場を使う機会が多い人には新型の安心感が魅力です。
リセールは購入価格とのバランスで考えます モデルチェンジ直後は旧型の相場が動きやすく、新型に比べて売却価格が低くなる可能性があります。ただし安く買えれば値落ちの実額を抑えられる場合もあります。短期間で乗り換えるなら新型、長く乗って購入費をならしたいなら状態のよい旧型中古も合理的です。
旧型キックスの中古は価格を抑えたい人の狙い目になる
2026年8月26日時点の掲載例では、カーセンサーが約133万7,000〜266万3,000円、平均188万円、グーネットが約129万7,000〜327万7,000円、平均204万円でした。新型発売直後で登録済み未使用車なども混ざりやすく、相場は今後変動する可能性があります。
全幅1,760mmの扱いやすい車体を持つ旧型P15(画像:日産自動車)
旧型を探すなら、2022年7月の改良前後を確認しましょう。改良後は第2世代e-POWERに刷新され、4WDとインテリジェントFCWが追加されています。降雪地なら4WD、価格を優先するなら2WDを中心に比較すると候補を絞りやすくなります。
走行距離だけで決めず、修復歴・整備記録・タイヤやバッテリーの状態も確認してください。失敗しない中古車の選び方と値ごろな中古車を見分ける条件も購入前の確認に役立ちます。
旧型の新車販売は終了したとみられますが、日産公式の生産・販売終了発表は確認できていません。2026年8月時点で在庫車が残っている可能性も含め、販売店への確認が必要です。
最新の安全装備と室内の余裕が欲しいなら新型、購入価格と扱いやすさを重視するなら旧型中古という役割分担が結論です。
よくある質問
新型キックスの発売日と価格はいくらですか
新型キックスは2026年6月18日に発売されました。2026年8月時点の価格は299万9,700円から424万8,200円で、2WDと4WDを合わせて全8グレードです。
旧型キックスは新車でまだ購入できますか
国内の新車販売は新型発売と同時に終了したとみられます。ただし日産公式の生産・販売終了発表は未確認です。2026年8月時点の在庫状況は販売店へ確認してください。
旧型キックスの中古は狙い目ですか
購入費を抑えたい人には狙い目です。2026年8月の掲載例は約130万円からで、2022年7月以降は第2世代e-POWERや4WDも選べます。装備と車両状態を確認してください。