新車情報
CX-5の新型と旧型KF型を比較 サイズと価格、燃費の違いと選び方
2026年5月発売の新型CX-5と併売中の旧型KFを、サイズ、価格、燃費、装備で比較します。ディーゼルの有無や扱いやすさも踏まえ、初めての一台に向く選び方を整理します。
新しい装備と広い後席を重視するなら新型CX-5、予算を抑えたい人やディーゼルを選びたい人には旧型のKF型が向いています。初めての一台として扱いやすさを優先するなら、ひと回り小さいKF型も有力です。新旧の違いを理解し、予算と使い方に合う世代を選びましょう。
今CX-5を選ぶなら新型と旧型のどちらが向くか
3代目となる新型CX-5は、2026年5月21日に発売されました。後席の広さや運転支援、車内で使う情報機器が刷新され、家族で長く乗る新車を探している人に適しています。
一方、2代目のKF型も2026年8月時点で新車販売が続いています。新型より価格を抑えやすく、ガソリンに加えてディーゼルを選べることが特徴です。生産終了時期についてマツダから公式な発表はなく、終了時期を断定できる状況ではありません。
選ぶ際は新しいか古いかだけでなく、予算、車体の大きさ、パワートレイン、装備の優先順位を整理することが大切です。新型車を選ぶときの四つの判断軸も確認すると、自分が重視したい条件を整理しやすくなります。
新型CX-5で何が変わったか
新型CX-5は従来の雰囲気を残しながら、ボディと室内を拡大した(画像:マツダ)
新型のデザインコンセプトは「Wearable Gear」です。CX-5らしいスポーティーなシルエットを保ちつつ、車体を拡大して室内空間を広げています。新色のネイビーブルーマイカを含む全7色が設定されました。
パワートレインは、2.5Lガソリンエンジンにマイルドハイブリッドを組み合わせたe-SKYACTIV G 2.5に一本化されています。2WDと4WDを選べますが、KF型にあるディーゼルは新型には設定されていません。
車内では15.6インチまたは12.9インチの大型センターディスプレイを採用し、マツダ車で初めてGoogleを搭載しました。音声やタッチで操作できる一方、ハザードなどの危険回避に関わる機能には独立した物理ボタンが残されています。
安全面では、アクセルを離した際の減速を助けるプロアクティブ・ドライビング・アシストを初採用しました。車体周辺を確認しやすいシースルービューや、進化したドライバー・モニタリングも新型ならではの装備です。
数値で見る新旧の違い
数値はすべて2026年8月時点です。室内長は変わりませんが、室内幅は52mm、室内高は34mm拡大しています。後席の膝前と頭上にも余裕が設けられ、家族や友人を乗せる機会が多い人ほど違いを感じやすいでしょう。
| 項目 | 新型CX-5 | 旧型CX-5 KF型 |
|---|---|---|
| 全長 | 4,690mm | 4,575mm |
| 全幅 | 1,860mm | 1,845mm |
| 全高 | 1,695mm | 1,690mm |
| ホイールベース | 2,815mm | 2,700mm |
| 室内寸法 | 長さ1,890mm、幅1,592mm、高さ1,299mm | 長さ1,890mm、幅1,540mm、高さ1,265mm |
| 車両重量 | 1,640〜1,770kg | 1,540〜1,720kg |
| パワートレイン | 2.5Lガソリンとマイルドハイブリッド | 2.0Lガソリン、2.5Lガソリン、2.2Lディーゼルターボ |
| WLTC燃費 | 15.2km/L〈2WD〉、14.2km/L〈4WD〉 | 13.8〜17.4km/L〈2WD〉、13.0〜16.6km/L〈4WD〉 |
| 価格帯 | 330.0万〜430.65万円 | 281.05万〜413.27万円 |
全長とホイールベースはともに115mm延び、室内幅と室内高も拡大した(図版:BEOWNER編集部)
出典はマツダ公式スペック表とグレード表で、価格は消費税込みです。新型の発売リリースには上限447.15万円との記載もありますが、グレード表の上限430.65万円との差額はオプション分とみられるものの、内訳は確認できていません。
全長の増加分115mmは、そのままホイールベースの延長分になっています。全幅の増加は15mm、全高は5mmに抑えられました。単に外側を大きくしたのではなく、前後方向の余裕を増やすことに重点を置いた変更です。
荷室容量は新型が466L、KF型が522Lと公表されています。ただし、新型は積載例を基準とした数値、KF型はサブトランクを含む通常時の数値であり、測定条件や算出方法が同じか確認できません。このため、数値だけで荷室の大小を判断することは避けたほうがよいでしょう。
4軸で比べる維持費と扱いやすさと安全装備とリセール
維持費では、購入価格と燃費を分けて考えます。最廉価グレード同士では、新型の330.0万円に対しKF型は281.05万円で、差は約49万円です。WLTC燃費は新型2WDが15.2km/Lで、KF型の2.0Lと2.5Lガソリンを上回りますが、17.4km/LのKF型ディーゼルには届きません。SUVを含む年間維持費の内訳も参考に、車両価格以外の負担まで見ておきましょう。
扱いやすさでは、全長が短く全幅も狭いKF型が有利です。新型との差は全長115mm、全幅15mmですが、自宅や勤務先の駐車場が狭い場合は実車での確認が欠かせません。一方、後席の余裕や大型ディスプレイの使いやすさを求めるなら新型が適しています。
安全装備は新型の進化が明確です。減速を支援する機能やシースルービューが加わり、米国仕様は2026年のIIHS評価で最高評価のTOP SAFETY PICK+を獲得しました。ただし、これは米国仕様の評価であり、日本仕様の新旧を同じ条件で比較した結果ではありません。
リセールは中古相場の実測データを確認できていないため、どちらが有利とは断定できません。新型登場後はKF型の相場が動きやすくなる可能性がありますが、購入時の安さだけでなく、年式、走行距離、状態を含めて判断する必要があります。
旧型KF型の中古は狙い目か
2026年8月時点では、旧型のKF型も新車で販売されている(画像:マツダ)
KF型は、購入予算を抑えたい人、ディーゼルを選びたい人、大きすぎないSUVを求める人に向いています。特にXDの2.2Lディーゼルターボは、新型にはない選択肢です。2WDのWLTC燃費は17.4km/Lで、長距離を走る機会が多い人にも検討する理由があります。
旧型だから中古車だけとは限りません。2026年8月時点では新車も販売中であり、希望するグレードや装備に応じて新車と中古車の両方を比較できます。ただし、販売状況や在庫は変わるため、商談時には販売店で確認してください。
中古を選ぶなら、価格の安さだけで決めず、年式、走行距離、整備記録、車両状態を確認します。失敗しない中古車の選び方と値ごろな中古車を見分ける条件を押さえておくと、型落ちという理由だけで判断するのを避けられます。
新しい運転支援や広い後席を長く使いたいなら新型、価格と取り回しやディーゼルを優先するならKF型が基本の選び分けです。初めての一台では、普段使う駐車場に収まるか、必要な荷物を積めるか、無理なく支払えるかを実車で確かめて決めましょう。
よくある質問
新型CX-5はいつ発売されましたか
新型となる3代目CX-5は、2026年5月21日に全国のマツダ販売店で発売されました。価格やグレード、販売状況は2026年8月時点の情報です。
旧型のKF型CX-5はまだ新車で買えますか
2026年8月時点では、KF型もマツダ公式サイトに価格付きで掲載され、新車販売が続いています。生産終了時期の公式発表はなく、在庫は販売店で確認が必要です。
新型と旧型では価格がどれくらい違いますか
最廉価グレード同士では、新型330.0万円、KF型281.05万円で約49万円の差です。ただし装備とパワートレインが異なるため、単純な価格比較には注意してください。